加入を断られる可能性もある
一人親方労災保険に加入するためには、一定の条件を満たさなければなりません。条件によっては加入を断られる可能性があるので注意してください。場合によっては条件を満たすために行動をすることも必要です。
まず一人親方であることが条件です。1人で仕事をしていることは勿論ですが、従業員を雇っていてもさほど使っていなかったり、グループに所属しても雇用されているわけではないという場合なら加入することができます。最低限の条件は1人で仕事をしている時間が多いということを理解してください。
次に建設業に従事していることです。当然ですが建設関連に従事していない限り、一人親方労災保険には加入できません。また業種によっては認められないケースもあり、保険会社との間で相談をすることになります。認められるようであれば問題なく加入することが可能です。
この2つの条件を満たしたうえで、既に大きな持病を抱えていないかが焦点となります。基本的に保険というのは大きな持病を持っている方が加入できないようになっており、一人親方労災保険もその対象に含まれています。もし病気を抱えている場合は保険会社と相談してください。加入できる場合もありますので、ある程度の証明を持って話し合いをするといいです。
なお一人親方労災保険に加入する時は、健康診断を受けなければなりません。色々な病気にかかっていないかをチェックすることが目的であり、特に建設関連の病気を患っていないことは証明しなければなりません。